水紋@目標月1万円配当

目標配当月1万円!(年間12万円)ゆっくり確実に配当を増やしていきます。2022年日本個別株スタート、一歩ずつ確実に。

【高配当株】増配のインパクトは?長期保有で増配する銘柄選定の重要性!増配前後の利回り+3.5%UP!

増配=配当金額UP

高配当株の増配インパクト紹介します。

高配当株の増配インパクトは?

保有銘柄でのシミュレーション、増配も減配銘柄もある中しっかり+の結果

配当増配シミュレーション

イメージしやすいように、具体的な数字を例に紹介します。私も最初考え方を理解するためにシンプルな例で理解を進めました。

10,00円の5%配当は50円、100株保有だと配当金は5,000円です。

この株が5円増配だと配当利回りは5.5%の55円、合計の配当金は5,500円の500円upです。次の年、連続増配でまた5円増配すると、配当利回りは6%の配当合計は6,000円になりました。

100株10万円で毎年5,000円もらえる株が、連続増配で毎年6,000円もらえる株とインカムゲインの価値が上がりました。

増配していく銘柄は簡単に見つかる?

簡単に見つかるが、①配当利回りが低い可能性、②減配リスクもある。

連続増配銘柄は高配当株では基本的に人気な銘柄かと思います。実際私も過去の減配実績は銘柄選定で非常に注視している項目の一つです。

その株を買えばいいじゃんと思いますが、①配当利回りが低い可能性が高いです。簡単に見つかるということはそれだけ買いが入り、株価が高騰しやすい、一定の価格から下がりにくい傾向はあります。したがって、いざ買おうと決断する際に配当利回りが低いタイミングが多く買い時は難しいです。

また、増配するにはしっかり利益を出さないと配当性向が上がっていきます。場合によっては100%を超えるケースもあり、そうなると②減配する可能性も頭に入れなければなりません。減配リスクや減配から株価が大幅に落ちるリスクもあります。

目先の数年ではある程度の保証をもって投資できますが、その先はだれにも正解はわからず、場合によっては株自体が含み益で大損の可能性もあります。

長期で増配し続ける株は誰にもわからりません。現在日本で増配年数最高記録の「花王」も決算では配当維持が心配になるような数字です。私は含み損で、手放してしまいました。

haitou.hatenadiary.com

連続増配〇年、減配なし〇年といった指標で株を探すことは簡単です。今時銘柄スカウターなど様々ツールはあります。

企業によっては「累進配当」を宣言している銘柄もあり、その会社はこの先数年は配当金が保証されています。ただ、その情報だけで飛びつくと、数年後リスクは大きいままですので、1指標としての判断が必要になります。

 

増配減配前後の配当額・利回りは?

2022年4月に株を初めて、増配も減配も経験しました。今の保有株の増配減配前後の数字を比べてみます。

※現保有株121銘柄の2021年4月以降購入時の配当額増配シミュレーション

1)購入当時の配当金額(配当利回り)

38,984円(4.097%)

2)現在の配当金額(配当利回り)※増配減配加味

42,455円(4.455%)

この約一年で、増配減配の切り口をみると、

配当金:+3,471円(+8.9%)

配当利回り:+約3.5%

という結果になりました。

 

配当金+8.9%

この数字が多い、少ないは人それぞれ感覚あると思います。元手が少ないので数字としては小さく見えるかもしれないです。

個人的にインパクトあったのは配当金+8.9%、配当利回り+3.5%です。

配当金が毎年9%上がると…42,000円▶︎45,780円▶︎49,900円▶︎54,391円▶︎59,286円▶︎64,622円…

可能性は限りなく低いですが夢はあります🫧

株が増えなくても増配でインカムゲインが増え、目標にどんどん近づけます🫧

一方で減配すると目標はどんどん遠ざかっていきます。増配、もしくは配当維持を長期間できる企業選定がとても重要です。

配当利回り+3.5%

目標達成シミュレーションでは配当利回り5%で設定しました。魅力的な株で5%はなかなか見つからないです。しかし、増配で持ち株の配当利回りがUPすることで総合の利回りも上がっていきます。

増配を見込んで成長株(低配当)を選択しても本当に増配するか未定、株主配当姿勢も不明などリスクがあります。キャピタルゲイン目的ではそもそも高配当投資とは違う目的です。

減配実績のない企業、高利回りで増配傾向の企業を見つけていきたいですね。

 

累進配当株、減配しない株を注視していく

株に正解はないですが、指標を見ることは大事です。過去配当がどうなっているのか?減配実績は?株主還元姿勢をどう表明しているか?など確認することはたくさんあります。

会社の株主への還元方針はとても参考になります。累進配当宣言は株主への還元と自社の成長や収益見通しが立っているからこそできることだと思います。

もう1点見るべき点は配当性向です。配当性向が高いと今後の増配が見込みにくいということもあります。何%が高い??は企業によるので一概に言えないです。武田薬品やJTのような企業は配当性向70〜80%でも増配、減配してません。一方配当性向40%でも会社の示している配当上限に近いケースもあります。配当性向は低いほど増配しやすい傾向はありますが、会社の過去の状況や収益体制を見ることで判断しやすくなると思います。また、利益が少ないと増配しなくても配当性向が上がります。長期で利益を確保できる企業が理想ですね。

と、曖昧なことを書いており明確な答えがないことから逃げてます。私はわからないからこその分散ということで、配当性向高い成熟企業も、配当性向低くてこれから増やしてくれそうな企業にも投資してます。高配当株の中でも分散することはリスク軽減ですし、企業を知る機会になります。

 

以上、1年の経験と現在の持ち株での増配インパクトを紹介しました。来年はどうなるかわかりませんが、確実に1株1株積み重ねていき、目標達成に向かいます。

 

 

※投資を推奨する記事ではございません。投資実施の際は自己責任にてお願いします