水紋@目標月2万円配当(1万円から目標UP)

目標配当金月2万円!(年24万円)ゆっくり確実に配当を増やしていきます。2022年日本個別株スタート、一歩ずつ確実に。

【初心者向け】資産分散の目的と実践例!家族に伝えたい安定資産形成の考え方

~妻・子ども2人に伝えたいシリーズ(30代後半パパより)~

①パパに何かあった時、チビたちに資産の考え方を伝えたい
②投資方針をぶらさずに、常にアップデートできるようにしたい

これまで投資信託・高配当株・債券・保険・現金といった5つの資産について、それぞれの「目的」を紹介してきました。今回は「資産の分散」について書いていきます。

資産分散の目的

資産の分散も、何より大切なのは「目的」です。目的を見失って手段である分散が目的化してしまうと、本末転倒になります。

分散の目的は、資産全体の安定性を高め、想定外の事態でも生活や目標達成に支障をきたさないようにすることです。

「Don't put all your eggs in one basket.(すべての卵を1つのかごに入れるな)」という格言の通り、1つの資産や銘柄に集中すると、その部分が失敗した時に大きな損失を抱えてしまいます。相関性の低い複数の資産に分散することで、暴落時にもカバーしあい、安定した資産形成が可能になります。

資産形成の目的による分散の違い

資産形成の目的が「老後資金や教育資金」など将来の支出に備えるものなら、使うタイミングで必要な額を確実に確保する必要があります。この場合は安定性を重視した分散が重要です。

一方、目的が「お金持ちになること(上限なし)」なら、ハイリスク・ハイリターンの集中投資や事業など別の方法が向いている場合もあります。

この記事では「将来使うお金のための資産形成」を目的とした分散に焦点を当てています。

具体的な分散の実例

現在保有している資産を簡単に整理すると、次のようになります:

  • ①日本個別株:1社単位
  • ②S&P500:米国500社分散
  • ③オルカン:世界約3000社分散

単純に企業数だけで比較すると、①より②や③の方が分散されています。さらに、オルカンは全世界を対象にしているため、より国際的な分散効果が期待できます。

しかし注意が必要です。オルカンの60%以上はアメリカ株で構成され、S&P500も米国のみ。資産を分けて持つことで「用途別に管理しやすい」という目的には合致しますが、資産安定のための分散という観点からは、②と③を同時に持っても相関性が高いため「分散したつもり」で終わるリスクがあります。

分散の盲点:業種・資産クラスの分散

例えば、

  • トヨタ
  • ホンダ
  • ヤマハ発動機

この3社に分散していても、自動車業界が大きな影響を受ければ一斉に株価や配当が下がる可能性があります。これは「銘柄数を増やすだけ」では分散効果が限定的な例です。

逆に、トヨタ(車)、ホンダ(バイク)、ヤマハ(マリン事業など)といった特徴の違いはありますが、共通して輸送機器業界に属しているため、大きな景気変動や産業構造の変化で同時に影響を受けるリスクがあります。

分散は銘柄数や業種数を増やせば良いというものではなく、「目標達成に向けたリスク軽減」に役立つかが大切です。

目標達成と分散のバランス

例えば、年間配当24万円を目標に、利回り3%を最低条件に考えています。この目標に向けて、利回り1%未満の銘柄をたくさん入れて分散しても、目標達成が遠のいてしまいます。目的と目標に合った「分散の度合い」を見極めることが重要です。

パパの資産分散方針

現在の私の資産分散は次の5つです:

  • インデックス投資(オルカン・S&P500)
  • 日本高配当株(100社以上を目標)
  • 債券
  • 現金
  • (+保険)

基本は「インデックス投資+現金」で分散は十分だと考えていますが、資産の安定性を高めるために債券を加えています。高配当株は贅沢費用確保を目的としたインカムゲイン狙いです。

現金は為替や株価変動リスクのない安定資産として確保し、インフレリスクにはインデックス投資で対応しています。これらをコツコツ積み立てて、放置で資産形成していく方針です。

時間は家族のために使いたいので、インデックス投資で企業調査の手間を減らし、高配当株だけは自分で1社ずつしっかり確認しています。

保有していない資産と理由

保有していない資産と選ばなかった理由を簡単にまとめます:

  • 金:値上がり期待はあるが、資産を増やす目的ならインデックス投資で十分
  • 暗号資産:法整備が不十分でリスクが高い
  • 不動産:管理の手間を家族時間に充てたい
  • REIT:成長性の面で不動産株の方が魅力的
  • 銀行定期:利回りが低すぎる
  • 日本債券:利率が低い

いずれも現時点で目標達成に貢献しないと判断しているだけで、完全否定しているわけではありません。

どこまで分散すればいいのか?

分散は「どこまで細かくするか」より「バランス」が大切です。極端な分散は管理コストが増え、情報収集に追われて家族との時間を失うリスクがあります。

例えば、インデックス投資+現金+債券を基本に、高配当株で20業種程度に分散するくらいが十分だと考えています。

「分散でリスク30%を29.9%にする意味はあるか?」など、効果と手間のバランスを意識して分散を考えることが大切です。

パパの方針まとめ

教育資金・老後資金はインデックス投資(オルカン・S&P500)、債券、現金で準備。贅沢費用は日本高配当株100社以上を目標に分散して確保。

インデックス投資は「お弁当パック」のように多くの企業にまとめて分散投資し、自分の時間を節約。高配当株は魅力的なお弁当パックがないため、1社ずつ調べて投資しています。

別記事で高配当株の分散についても書いていますので、ぜひそちらもご覧ください!